地区の状況

 淡路島 洲本市 相原地区は淡路島洲本市の北部に位置する少子高齢化の進む中山間地域です。総戸数もわずかな純農村型地区ではありますが、古くから良質な粘土質の棚田による『鮎原米』を生産し、近畿圏有数の米どころとして認知されています。過去に行われたほ場整備事業により水田の約半数は区画整理され、米や野菜を中心とした複合経営が行われてきました。

 今回の事業では、未整備ほ場の区画整理を行い、あわせて農業生産法人を設立いたしました。これまでは稲作が中心でしたが、今後は戦略的な野菜作りが可能となるため、米の値段が低い状況であっても、淡路島で比較的収益性の高いたまねぎやレタスを筆頭に、白菜、キャベツ、ブロッコリーやトウモロコシなど多彩な品目に取り組んでいく予定です。

地区総面積28.1ha
・区画整理:23.9ha